知ってるだけで行動が変わる豆知識「これが最後のダイエット」をお届けします。

世界中で食べられている麦。中でも大麦は日本では古くから親しまれてきました。大麦に含まれる食物繊維は腸内環境を整え、βグルカンは糖質の吸収を抑えてくれる効果があると言われています。

今回は、バランスよく食物繊維やβグルカンを含む大麦について紹介します。

大麦の特徴

大麦は世界最古の作物と言われているイネ科の穀物で、日本へは縄文時代末期から弥生時代の初期に伝わったと言われています。

＜押し麦＞

もっとも一般的な大麦で、うるち性の大麦の外皮を削り蒸してからローラーで押しつぶしたもの。粒の真ん中に黒い線(黒条線)が残っていることが特徴。

あっさりとした味わいで、麦とろご飯にも多く使用されています。

＜米粒麦＞

粒の中央にある黒条線を除いて、米と同じような細長い形に加工された大麦です。白米に混ぜて炊くとなじみやすく、パラパラとした食感で食べやすいことが特徴。

＜丸麦＞

大麦を精白したもので、押しつぶしていないので丸みのある形をしています。プチプチとした食感が特徴。

＜白麦＞

大麦を黒条線の部分で半分に割り、蒸してからローラーで平らに押しつぶしたものです。

大麦の栄養成分について

食物繊維・・・・・不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランスよく含んでいます。不溶性の食物繊維は便のカサを増し、腸のぜん動運動を活発にしてくれるため、腸内環境を整えてくれます。

βグルカン・・・・もち麦に含まれる水溶性食物繊維の「β-グルカン」は、体内に入ってきた糖質や脂肪を包み込み、体内への吸収を遅らせる作用があります。また、血糖値の上昇を抑える効果により、糖質を脂肪に変わりにくくさせます。

【レシピ】煮込むだけ！もち麦のとろっと豆乳チャウダー

材料2人分　1人分118kcal

・えのき・・・・・・30g

・しめじ・・・・・・30g

・もち麦・・・・・・30g

・オリーブ油・・・・小さじ1/2

・水・・・・・・・・2カップ

・豆乳・・・・・・・1カップ

・コンソメ・・・・・小さじ1と1/2

・塩、こしょう・・・適量

・パセリ・・・・・・適宜　※無くてもOK

作り方

①   えのき、しめじをほぐします。

②   鍋へオリーブ油を入れて、①を軽く炒めます。

③   水ともち麦を加え、沸騰してから15分ほど煮込みます。

④    ③へ豆乳、コンソメを加え一煮立ちさせ、塩、こしょうで味を調える。

⑤     器へ盛り付けたらら、仕上げにお好みでパセリをふります。

大麦は、ゆっくりと消化されるため満腹感が持続し食べ過ぎを防ぐことができるため、ダイエットにおすすめです。バランスよく含まれる食物繊維で便秘解消！水溶性食物繊維のβグルカンは糖質の吸収を遅らせる作用もあります。

追加で冷蔵庫に残っているお野菜を入れると更にバランスよくなります。ミールトレーニングでも大活躍ですね！

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