知ってるだけで行動が変わる豆知識「がんばらない!ダイエット」をお届けします。
「へちま」と聞くと、化粧水やたわしを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
沖縄では、ゴーヤー、モーウイと並ぶ夏野菜の一つ。沖縄の方言では「ナーベーラー」と呼ばれ家庭料理の食材として親しまれています。
「ヘチマ」は、食物繊維やカリウムを含んでいるため便秘やむくみ解消に役立ちます。
今回は、「ヘチマ」について紹介します。
ヘチマってどんな野菜?
ヘチマはインド原産のウリ科の植物です。本来の名前は果実から繊維が得られることから糸瓜(イトウリ)と呼びます。
若い時期のものは食用として用いられ、成熟したものは繊維が強くたわしやスポンジなどに使われます。また水分が多いため、完熟して食用にならないものは、その水分を使い、化粧水として利用されています。
野菜なのに、タイミングによっていろいろな用途があるってすごいですね!
へちまの特徴
ヘチマもほかの夏野菜と同じく、水分が多くてカロリーが低いのが特徴です。また、腹持ちがいいので、ダイエット向きの食材です。
カリウム
ヘチマに含まれるカリウムには、利尿作用があるので、むくみ解消やからだの老廃物の排出を促すデトックス効果が期待できます。
食物繊維
ヘチマは、水溶性と不溶性の2つの食物繊維を含んでいます。腸内環境を整えてくれるので、便秘改善につながります。
【腸活】腸を整えるには2種類の食物繊維をマスターせよ!
サポニン
ヘチマに含まれているサポニンには、抗酸化作用があるため、アンチエイジングやコレステロールを除去し肥満防止につながります。
葉酸
葉酸は造血に働き、ビタミンB6とともに赤血球を作り、貧血予防の効能があります。
ヘチマ&豚肉のスープカレー
ヘチマはナスと食感が似ているので、ナスを使ったレシピを置き換えるとバリエーションが増えます。
材料(2人分)
A
豚ロース肉・・・・・・・120g(2cm角切り)
酢、カレー・・・・・・・大さじ1/2
おろしニンニク ・・・・・大さじ1/2
玉ねぎ・・・・・・・・・1個(みじん切り)
B
ヘチマ・・・・・・・・・40g(粗みじん切り)
黄ピーマン・・・・・・・1/2個(粗みじん切り)
トマトホール缶・・・・・100g
ガラムマサラ・・・・・・小さじ1/2
固形コンソメ・・・・・・1/2個
水・・・・・・・・・・・1カップ
砂糖・・・・・・・・・・小さじ1・1/2
塩・・・・・・・・・・・小さじ1/2
<作り方>
①Aを合わせて、味をなじませます。
②フッ素加工のフライパンで、油をひかずに①を中火で炒めます。玉ねぎを加えて、肉からでた脂で炒めます。
③鍋に移しかえて、Bを入れて火にかけます。煮立ったらアクを取り、フタをして弱火で15分ほど煮ます。
④砂糖、塩で味をととのえたら、出来上がり!
他には、タイカレーの具としてヘチマと島豆腐を入れても美味しいですよ!たまには、定番のヘチマの味噌煮以外のメニューも試してみてくださいね。