知ってるだけで行動が変わる豆知識「これが最後のダイエット」をお届けします。
和風だしでおなじみの「昆布」沖縄料理でも使うことの多い食材です。
昆布に含まれる水溶性食物繊維の「フコイダン」や「アルギン酸」が腸内環境を整え、老廃物や余分な糖質、脂質を排出するお手伝いをしてくれます。
つまり「ヤセ菌」を増やしてくれるのです。
今回は昆布について紹介します!
ヤセ菌とは?
腸内細菌は、善玉菌・悪玉菌・日和見(ひよりみ)菌の3つの菌がいて、バランスが大切と言われています。その中の善玉菌がヤセ菌です。
善玉菌は水溶性食物繊維をえさにして、短鎖脂肪酸という物質を作り悪玉菌の侵入や増殖を防ぎ、腸の働きを整え、肥満を防いでくれます。
昆布の特徴
昆布は、海藻の一種で、ミネラルや食物繊維がたっぷりと含まれているヘルシーな食材です。ほとんどが北海道で生産されています。
沖縄料理によく使う昆布の産地が北海道というのも不思議ですね。
<主な昆布の種類>
【真昆布】
一般的な昆布。甘味のある澄んだダシがとれるので鍋物に向いています。
【利尻昆布】
真昆布より幅が狭いが肉質が硬く、透明で澄んだダシがとれるので、お吸い物や湯豆腐に最適です。
【羅臼昆布】
濃厚でコクのある旨味が特徴。煮物や鍋物にあいます。また、昆布茶やおやつ昆布、佃煮にも利用されています。
【長昆布】
生産量が最も多く、細長いので、佃煮や昆布巻き、おでんの具や煮物など、主に加工品に利用されています。
【日高昆布】
ダシ昆布としても使われるが、柔らかいので、煮物の具や昆布巻き、佃煮などに向いています。
沖縄のクーブイリチーや煮物に使われているのは、ほとんどが日高昆布か長昆布です。
昆布の栄養分について
アルギン酸・・・・・アルギン酸は水溶性の食物繊維の一種です。ぬめりにより余分なコレステロールを包みこんで体外に排出する作用を持ちます。
フコイダン・・・・・フコイダンも水溶性の食物繊維の一種で、免疫を高める働きやウイルス感染からの細胞を保護する働きがあります。
グルタミン酸・・・・昆布にはアミノ酸の一種。うま味成分のグルタミン酸も含まれています。グルタミン酸は、胃や腸を保護し消化吸収を助けてくれます。また皮下脂肪や内臓脂肪をつきにくくしてくれます。
フコキサンチン・・・海藻に含まれる褐色の色素成分「フコキサンチン」は、脂肪の蓄積を抑えたり、たまった体脂肪を燃やすためのタンパク質を活性化してくれる作用もあります。
【レシピ】 昆布と野菜の刻み漬け
材料2名分 1名61kcal
大根 ・・・・・50g
長芋 ・・・・・50g
えのきたけ・・1/2パック
白菜 ・・・・・1/2枚
青ねぎ・・・・1/4カップ
納豆昆布 ・・・10g
※刻み昆布や普通の昆布に納豆でもOK
しょうが ・・・小さじ1/2(すりおろし)
赤唐辛子・・・ 1/2本分(輪切り)
(A)
しょうゆ・・・大さじ1
本みりん・・・大さじ1
作り方
① 大根、長芋は7mmのさいの目に、えのきはさっとゆでて7mm長さに切り、白菜は7mm角に切ります。
② ボウルに①青ねぎ、納豆昆布、しょうが、赤唐辛子と(A)を入れて味がなじむようよく混ぜ合わせたら出来上がり!
ヤセ菌=善玉菌を増やしてくれる昆布は積極的に食べたい食材です。レシピで紹介した「昆布と野菜の刻み漬け」は常備して冷奴や白身魚にトッピングしてすぐに食べられるのでぜひチャレンジしてみてくださいね!
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